大和アセットマネジメント、「iFreeETF キャセイ台湾テックリーダー指数」を設定

大和アセットマネジメント株式会社は、「iFreeETF キャセイ台湾テックリーダー指数」(証券コード:413A)を新たに設定し、東京証券取引所に上場する。設定と運用開始は2025年9月10日、東京証券取引所への上場は2025年9月12日の予定。
「iFreeETF キャセイ台湾テックリーダー指数」は、台湾ETF市場の大手、キャセイ投信が運用する「Cathay Taiwan Technology Leader ETF」への投資を通じて、「台湾テックリーダー指数」への連動を目指すETF。日本国内で台湾株式のみに投資するETFとしては、東証初の上場商品(2025年8月25日時点)。
「台湾テックリーダー指数」は、世界的なシェアを誇る台湾の半導体産業を含むテクノロジー・通信関連企業のうち、流動性と収益性に優れた上位30銘柄で構成されている。これにより、世界の半導体産業成長の恩恵を受ける台湾テック企業への厳選投資が可能となる。
また、「iFreeETF キャセイ台湾テックリーダー指数」は2025年6月26日に大和アセットマネジメントが公表した同社とキャセイ投信とのETFのクロスボーダービジネスにおける協働強化による、日台 ETF 相互上場を通じた両国の投資家への新たな投資機会の提供の一環であり、今後、キャセイ投信と協働で台湾市場への商品の提供を進めて行く事も検討している。
大和アセットマネジメントは、「今後も投資家の皆さまの資産形成に資する様々な商品を提供してまいりますので、「iFreeETF」をご愛顧賜りますようお願い申し上げます」と述べている。
iFreeETF キャセイ台湾テックリーダー指数の概要
- 信託財産の1口たりの純資産額の変動率をTIP FactSet Taiwan Technology Leader & Communications指数(配当込み、円ベース)の変動率に一致させることを目的とする。
- 毎年4月7日および10月7日に決算を行ない、収益分配方針に基づいて収益の分配を行なう。
- 信託期間は無期限。
台湾テックリーダー指数について
台湾 テックリーダー指数は、正式名称「TIP Factset Taiwan Technology Leader & Communications指数」のことです。台湾証券取引所(TWSE)の子会社であるTaiwan Index Plus Corporation(TIP社)が算出する株価指数で、FactSet社のRBICS産業分類を 採用し、流動性と収益性でスクリーニングされた半導体関連などのテクノロジー・通関連企業の上位30銘柄で構成されている。 同指数は、台湾証券取引所(TWSE)およびタイペイエクスチェンジ(TPEX)に 上場するテクノロジー・通信業界におけるリーダー企業群の投資パフォーマンスを
反映させるため、浮動株調時価総額加重方式を用いて算出されている。