未上場投資の民主化をビジョンピクチャーで伝える「ひふみクロスオーバーpro」、グッドデザイン賞を受賞

投資信託「ひふみ」シリーズを運用するレオス・キャピタルワークス株式会社が運用する投資信託「ひふみクロスオーバーpro」が、2025年度グッドデザイン賞を受賞した。
「ひふみクロスオーバーpro」は、未上場企業と上場企業に投資するとともに、未上場の段階から投資を行なった企業が上場した後も投資を継続することを目指すことで、「クロスオーバー投資」を実現する投資信託。未上場投資の民主化の実現と、世界観を伝える『ビジョンピクチャー®︎』の活用が審査員に評価され、受賞に至った。
→「クロスオーバーファンドとは?」(投信まるごとQ&A)
審査委員による「ひふみクロスオーバーpro」評価コメント
従来富裕層向けや期間限定にとどまっていた未上場企業と上場企業を横断して投資できるクロスオーバー投資を、日々の設定・解約、少額投資が可能な投資信託によって一般の個人に開放した先進的な取組である。流動性確保や未上場株の公正評価などのハードルをクリアし、NISA対応の商品設計に結実させた実務的な工夫も評価できる。
また、未上場企業投資という抽象的で伝わりにくいテーマを、「ビジョンピクチャー®︎」によって視覚化し、パンフレットやCM、ノベルティに展開することで世界観を統一し、顧客理解を促進した点がユニークである。スタートアップ成長支援という社会的意義と投資信託商品としての制度的完成度を両立し、資金循環の新しい形を示した点が評価された。
投資信託「ひふみクロスオーバーpro」について
未来を牽引する日本企業を発掘し未上場・上場の境界を越えて投資する。2024年9月、当初設定額83億円で運用を開始、2025年7月に純資産残高が300億円を突破した。販売会社によっては、NISA(少額投資非課税制度)の成長投資枠で購入することが可能。
→「ひふみクロスオーバーpro」の詳細
これまでに投資した未上場企業:
・五常・アンド・カンパニー株式会社(2024年9月)
・株式会社IDOM CaaS Technology(2024年12月)
・株式会社ベター・プレイス(2025年3月)
・イノバセル株式会社(2025年4月)
販売会社:
当社と22社の販売パートナーを通じて購入可能。
クロスオーバー投資を描いた『ビジョンピクチャー®︎』について
クロスオーバー投資を可能とする当ファンドを可視化するために、妄想アーキテクツ株式会社が『ビジョンピクチャー®︎』を作成した。「未上場企業・上場企業の境界を越えて投資する」という特長から”架け橋”をコンセプトに、「ひふみクロスオーバーpro」を通じて投資を受けた未上場企業が成長し、上場を目指していく様子が表現されている。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきた。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られる。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰している。
グッドデザイン賞の歩みは、日本のデザインと産業の「マイルストーン」とも言われている。近年、デザインはそれ自体が変化するとともに、社会におけるデザインのあり方も大きく変わってきている。身の回りのもののかたちが徐々に失われ始め、対照的に「サービス」や「システム」といった「機能」そのものが生活の中に顕在化しつつある。
「ひふみクロスオーバーpro」説明会
レオス・キャピタルワークスでは、2025年10月29日(水)19時より、オンライン説明会を開催する。
https://events-hifumi.rheos.jp/public/seminar/view/4027