投資信託

ニューバーガー・バーマン、プライベート・エクイティに投資する国内公募投資信託の運用開始

多様化する投資家ニーズに応える、グローバルPE戦略を公募投信で提供

グローバルにビジネスを展開する独立系資産運用会社のニューバーガー・バーマン(運用資産 5,580億ドル、従業員 2,900名(2025年9月末時点))は、日本法人であるニューバーガー・バーマン株式会社が、世界のプライベート・エクイティへ投資する公募投資信託「ニューバーガー・プライベート・エクイティ・ファンド(愛称「ベストオブPE」)の有価証券届出書を関東財務局に提出したと2025年11月18日に発表した。

同ファンドは、国内籍の公募投信において世界のプライベート・エクイティに高位に投資する初めてのファンド*です(ニューバーガー・バーマンが2025年11月18日現在で入手可能な公開情報・調査に基づく)。主にルクセンブルク籍外国投資証券への投資を通じ、実質的に北米および欧州を主としたグローバルの非上場企業の株式等へ投資することで、信託財産の長期的な成長を目指す。また、本邦個人投資家への幅広い運用ソリューション提供に資するよう、従来のプライベート・エクイティ投資商品対比で投資を始めやすい購入単位や、月次での購入・解約申し込みを可能とする、NISA成長枠の適用対象など、これまでにない特色を国内公募投資信託として実現している。

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同社の代表取締役社長である大平亮氏は、当ファンドの運用開始にあたり、次のように述べている。

ニューバーガー・バーマンは、2004年に日本市場へ参入以来、国内の年金基金、金融機関、学校法人等の投資家様にプライベート・エクイティ戦略を中心としたオルタナティブ投資商品をご提供してまいりました。 日本のオルタナティブ投資を草創期からリードしてきた実績と日本の投資家様への深い理解、またグローバルにおけるウェルス・マネジメントの知見を背景に、今回より多くの個人投資家様を対象とするオルタナティブ投資商品として当ファンドの運用を開始できることを大変嬉しく思います。今後、さらなる需要拡大が見込まれる個人投資家向けオルタナティブ投資商品について、引き続き国内の販売会社様との強固なパートナーシップのもとで、お客様のニーズに応える魅力的な投資機会を提供していくとともに、お客様の資産運用の高度化および多様化に寄与してまいりたいと考えています。

また、同社の投資商品本部長ならびにウェルス・オルタナティブ・ソリューション部長を務める幾嶋崇氏は、次のように述べている。

国が掲げる資産運用立国の実現に向けて、グローバルにおいても競争力の高い当社グループのプライベート・エクイティ投資へのアクセスをご提供することによって、個人投資家様の資産運用においてもさらなるポートフォリオ分散ツールとして貢献が可能と考えています。近年、洗練された投資家様の注目が高まるオルタナティブ投資をより身近なものとして捉え、運用ソリューションの選択肢の一つとしてご活用いただけるよう、個人投資家様によるオルタナティブ投資拡大の一翼を担ってまいりたいと思います。

ニューバーガー・バーマンについて

ニューバーガー・バーマンは、1939年に創業された従業員が自社株式を保有するプライベート経営の独立系資産運用会社。株式、債券、プライベート・エクイティ、ヘッジファンド投資等の多岐にわたる資産クラスについて、世界中の機関投資家およびアドバイザー等に運用サービスを提供している。世界26カ国においてビジネスを展開し、2,900名の従業員を擁している。また、2025年9月末時点における運用資産残高は5,580億ドル。

ニューバーガー・バーマン株式会社(日本法人)について

ニューバーガー・バーマン株式会社は、ニューバーガー・バーマンの東アジア地域(日本および韓国)の統括拠点として、2008年東京に設立されました。日本においては、2004年から年金基金や金融機関を中心とした機関投資家に運用サービスのご提供を開始し、顧客のニーズに合わせた新しい商品の開発などを通じて、これまで日本になかった資産クラスへの投資機会も提供している。2025年9月末時点において、日本拠点では103名の従業員を擁し、預かり資産残高は10.5兆円(うちプライベート・アセットは約4.2兆円)。

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