野村AM、責任投資原則(PRI)の年次評価(2025年)で高評価を維持

野村アセットマネジメント株式会社は、責任投資原則(PRI※、Principles for Responsible Investment)による2025年の年次評価において、8項目で最高評価の「5つ星」を獲得し、昨年に引き続き高評価を維持した。この評価は、同社が評価対象となる全10項目の2024年の取組みに対する結果です。
→「国連責任投資原則とは?」(投信まるごとQ&A)
PRI年次評価では、PRI事務局が、各署名機関が提出するレポートを基に、責任投資の実施状況等を対象項目ごとに5段階で評価する。全体の方針である「ポリシー、ガバナンス、戦略」のほか、自家運用の「上場株式」3項目と「債券」2項目、委託運用の「上場株式」と「債券」の1項目ずつで昨年に引き続き「5つ星」を獲得した。全体的に中央値が上昇するなか、当社は10項目中9項目で中央値を上回った。

野村アセットマネジメントは、責任ある機関投資家として、資産運用ビジネスを通じて顧客の資産形成に貢献することに加え、スチュワードシップ活動を通じて「投資の好循環(インベストメント・チェーン)」を生み出し、投資先企業の社会的価値の創造を後押しすることも重視している。同社は、高評価の継続は、常に時代の変化を先取りし、体系的かつ継続的なESGに対する取組みを積み重ねてきた結果であると考えている。
野村アセットマネジメントは、「当社は、世界のお客様から選ばれる、日本を代表する資産運用会社になることを目指して、今後も責任ある機関投資家としてESG課題の解決に取り組んでいきます」と述べている。
※ 2006年にアナン国連事務総長が提唱し、環境・社会・ガバナンス(ESG)を投資分析と意思決定のプロセスに反映することを目的として策定された一連の投資原則。野村アセットマネジメントは2011年3月にPRIへ署名し、責任投資に関わる活動の強化を進めている。




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