
野村アセットマネジメント株式会社およびNomura Asset Management Taiwan Ltd.(以下「同社台湾拠点」)は、2025年9月18日に東京証券取引所および台湾証券取引所にそれぞれ新たなETFを上場する予定。これは日本・台湾間で初めてのETFの相互上場となり、両国の投資家にとって互いの市場により身近にアクセスできる環境が整うため、投資機会の多様化ならびに拡大が実現する。
野村アセットマネジメント株式会社は「NEXT FUNDS TIP FactSet 台湾イノベイティブ・テクノロジー50指数連動型上場投信(銘柄コード:412A)」(以下「本ETF」)を新たに設定する※1。同ETFは2025年8月22日、東京証券取引所より上場承認を受け、9月18日に上場予定。連動対象となる指数※2は、台湾に上場する株式のうちテクノロジー分野が収益の主となっている企業で、その中から流動性、規模、情報開示、研究開発の革新性、株価のモメンタム、収益性の観点から絞り込み、基準を満たした適格銘柄の時価総額上位50銘柄で構成されて
いる。そのため、同ETFは革新を続けるテクノロジー分野の投資ポートフォリオのパフォーマンスを反映する。
ETFの概要
証券コード | 412A |
銘柄名 | NEXT FUNDS TIP FactSet 台湾イノベイティブ・テクノロジー50指数連動型上場投信(愛称)NF・台湾テック50 ETF |
対象指標 | TIP FactSet 台湾イノベイティブ・テクノロジー50指数(税引前配当込み)(※円換算) |
信託報酬率 | 年0.308% (税抜年0.28%)以内※3 |
実質的な負担 | 税込年0.743%程度※4 |
一方、野村アセットマネジメントの台湾拠点は同じく 9月18日に台湾証券取引所に、東証株価指数(TOPIX)に連動するETF「NEXT FUNDS – Nomura TOPIX Feeder ETF(銘柄コード:009812)」を上場予定。これによ
り、同社が運用する日本最大の ETF に台湾の投資家がアクセスしやすくなる※5。
野村アセットマネジメントは、国内最大級の資産運用会社で、1995年5月に日本で初めてETFを上場した。2025年7月末時点で、ETFの運用資産残高は40兆円を超え、アジア市場最大のETFプロバイダー。
野村アセットマネジメントは、「当社は、今後も投資家の皆様の資産運用に貢献できるよう、ETFの普及と発展に向けた活動に取り組んでいきます」と述べている。
※1 本ETFの詳細に関しては、有価証券届出書または目論見書をご覧ください。
※2 TIP FactSet 台湾イノベイティブ・テクノロジー50指数(税引前配当込み)(※円換算)
※3 2025年9月16日現在 年0.308%(税抜年0.28%)
※4 ファンドが実質的な投資対象とする外国投資信託の信託報酬を加味して、投資者が実質的に負担する信託報酬率について算出したもの。
※5 ETFがETFを買い付けるフィーダーファンドスキームを活用しており、当社ETFの主要投資対象は、当社台湾拠点が運用・管理する「NEXT FUNDS – Nomura Taiwan Innovative Technology 50 ETF(銘柄コード:00935)」であり、当社台湾拠点側のETFの主要投資対象は当社が運用・管理する「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(銘柄コード:1306)」。
台湾側上場ETFの概要
銘柄コード | 009812 |
銘柄名称 | NEXT FUNDS – Nomura TOPIX Feeder ETF |
対象指数 | TOPIX(配当込み) |
対象指数の概要 | TOPIX(配当込み)は、株式会社JPX総研が発表している株価指数で、日本の株式を 対象指数の概要 対象に浮動株ベースの時価総額加重方式により算出されます。日本の株式市場全体 の動向を示す指標の 1 つです。 |