投資信託

楽天証券、日本円での利回り運用商品「楽天・マネーファンド」取扱開始

楽天証券株式会社は、金利がある世界が実現された環境下において、より有利な利回り運用を提案するべく、円建ての新たな商品として、2025年6月(予定)より、「楽天・マネーファンド」の取扱いを開始すると発表した。

楽天証券は、2025年4月25日(金)に、楽天投信投資顧問株式会社が新たな利回り商品として届け出を完了し、本年6月(予定)より販売を開始する「楽天・マネーファンド」を、楽天証券の顧客に提供する。「楽天・マネーファンド」は、安全性を重視し、流動性に優れた投資信託、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)で、株式や投資信託の購入までの間の余裕資金を効率的に運用できる商品。 日々分配がおこなわれ、月末に1カ月分の分配金をまとめて運用額に自動で追加されるので、手間なく効率的な複利運用が可能なほか、いつでも顧客様の希望のタイミングで資金を追加したり、引き出せる点(※1)も特徴。将来的には、株式や投資信託の購入時に、保有している「楽天・マネーファンド」から自動で資金を充当することも可能となる予定。

→「マネーリザーブ・ファンドとは?」(投信まるごとQ&A)

楽天証券は以前より、外貨預金などよりも高利回りが期待できる運用商品として、米ドルなどの外貨建てMMFを取り扱っている。米ドル建てMMFの投資対象は、格付の高い短期の公社債が中心で比較的安全性が高く、また、日々分配がおこなわれ、その分配金は月末に再投資されるため、1カ月複利での運用が可能。

→「ドル建てMMFとは?」(投信まるごとQ&A)

加えて、楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス「マネーブリッジ」では、両口座間資金の自動入出金(スイープ)機能を利用することで、金融商品購入までの余裕資金に楽天銀行普通預金口座で優遇金利(※2)が適用される。今回、「楽天・マネーファンド」を新たに提供開始することで、元本の安全性が高く、好利回りな金融商品で、日本円や米ドルを運用できる環境がさらに整うだけでなく、「マネーブリッジ」と併用することで、余裕資金の活用方法が拡がる。楽天証券は今後も継続的に、お客様の余裕資金を活用する選択肢として選んでもらえる商品・サービスを随時追加していく予定。

楽天証券は次のように述べている。

楽天証券は、「資産づくりの伴走者」として、お客様のFinancial Well-Beingを最大化するべく、金利がある世界へ移行が進む現在において、銀行以外にも余裕資金を有効活用できる選択肢を増やせる商品・サービスを提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図るとともに、お客様の資産づくりに貢献してまいります。

※1:運用額に追加した翌日から運用開始、引出申込(16時まで)の翌営業日に現金化可能
※2:前月末時点で「マネーブリッジ」の設定が完了されているお客様に、当月1カ月間適用する優遇金利。

「楽天・マネーファンド」 商品概要

購入単位1円以上1円単位
購入(申込)手数料無料
管理報酬等ファンドの元本の額に年率1%以内の率を乗じて得た額
ファンド形態公募/国内籍/追加型投信/MRF
基本方針内外の公社債およびコマーシャル・ペーパーを中心に投資をおこない、安定した収益の確保を目指して安定運用をおこなう
決算日毎日
収益分配方針毎収益分配は、原則として、信託財産から生ずる利益の全額を毎日分配
販売会社楽天証券
委託会社楽天投信投資顧問株式会社
受託会社みずほ信託銀行株式会社
販売開始日2025年6月予定

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