投資信託

fundnote、公募投信によるTPM上場企業への投資を実行

独立系運用会社であるfundnote株式会社は、日本取引所グループが運営するTOKYO PRO Market(以下「TPM」)に上場する【BABY JOB株式会社】(証券コード:293A)に対し、同社が運用する公募投資信託『fundnoteIPOクロスオーバーファンド(愛称:匠のファンド あけぼの)』を通じて、投資を実行したと2025年8月8日に発表した。

同社によると、これは日本国内で初めて、公募投信がTPM上場企業に投資を行った事例となる。

また、これに関連し、BABY JOB代表取締役 上野公嗣氏とfundnote取締役CIO ファンドマネージャー川合直也氏による特別対談記事を同日公開した。両者が、子育て支援インフラとしての成長戦略や、資本政策、市場の可能性について語っている。

対談記事→https://www.fundnote.co.jp/column/2025/08/07/11575/

TPM上場企業への初の公募投信出資

fundnoteによると、TPMは、柔軟な上場基準により、成長ステージにある企業にとっての「登竜門」として機能しているが、これまで機関投資家の資金流入は限定的で、公募投信による出資の前例はなかった。fundnoteでは、日本の資本市場の健全な発展にはTPM市場の活性化が不可欠と考えており、この投資がその第一歩となることを目指している。

fundnoteは、「今後も成長性の高い企業へのリスクマネー供給を通じて、エコシステムの構築と投資家利益の最大化を両立してまいります」と述べている。

クロスオーバー戦略の実践

今回の投資は、上場株と未上場株を横断的に投資対象とする「クロスオーバー戦略」に基づき、fundnoteが運用する公募投信『匠のファンド あけぼの』における初のクロスオーバー投資となる。未上場期やTPM上場期から成長を支援し、上場後も長期的に企業価値向上をともに目指すパートナーとして、将来的なグロース市場への鞍替え(市場変更)を視野に、引き続き資金的・非資金的なサポートを行っていく。

→「クロスオーバーファンドとは?」(投信まるごとQ&A)

対談動画も公開中

【日本初】公募投信からTPM上場企業へ直接投資!資金調達の舞台裏|fundnote × BABY JOB

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