投資信託

「楽天・マネーファンド」、残高1,000億円を達成

楽天証券株式会社は、2025年6月5日(木)より取扱開始した円建ての利回り運用商品「楽天・マネーファンド」が、取扱開始から約3カ月で残高1,000億円超となったと9月10日に発表した。

「楽天・マネーファンド」は、安全性を重視し、流動性に優れた投資信託、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)で、株式や投資信託の購入までの間の余裕資金を効率的に運用できる商品。日々分配がおこなわれ、月末に1カ月分の分配金がまとめて運用額に自動で追加されるので、手間なく効率的な複利運用が可能なほか、いつでも希望するタイミングで資金を追加したり、引き出せる点も特徴。

→「MRF(マネー・リザーブ・ファンド)とは?」(投信まるごとQ&A)

また、「楽天・マネーファンド」の平均利回り(2025年9月3日~9日)は、年率0.453%(税引前)と、他社取扱商品と比較しても高利回りで運用をおこなっている。楽天証券は、取扱開始から約3カ月で残高1,000億円を達成することができたのは、多くの顧客が本商品の魅力を評価したものと考えている。将来的には、株式や投資信託の購入時に、保有している「楽天・マネーファンド」から自動で資金を充当することも可能となる予定。

日本銀行が、2024年3月19日(火)の金融政策決定会合で、マイナス金利政策解除を決定して以降、楽天証券は、顧客が保有する資産を有効活用できるサービスを多数提供し、顧客の資産づくりの選択肢を増やしてきた。2024年5月には、米ドル建てで好利回りが期待できるMMFの取扱銘柄を拡充したほか、同年12月に、米国株式を楽天証券に貸し出して、金利を受け取ることができる「米国貸株サービス」を、2025年2月には、保有する金融商品を担保に、運用を続けながら必要な資金を得ることができる証券担保ローンの提供を開始した。

→「ドル建てMMFとは?」(投信まるごとQ&A)

楽天証券は次のように述べている。

楽天証券は、「資産づくりの伴走者」として、お客様のFinancial Well-Beingを最大化するべく、今後も継続的に、お客様の余裕資金を活用する選択肢として選んでいただける商品・サービスを随時提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図るとともに、お客様の資産づくりに貢献してまいります。

「楽天・マネーファンド」 商品概要

購入単位1円以上1円単位
購入(申込)手数料無料
管理報酬等ファンドの元本の額に年率1%以内の率を乗じて得た額
*表示されている年利回りは信託報酬控除後のもの
ファンド形態公募/国内籍/追加型投信/MRF
基本方針内外の公社債およびコマーシャル・ペーパーを中心に投資をおこない、安定した収益の確保を目指して安定運用をおこなう
決算日毎日
収益分配方針毎収益分配は、原則として、信託財産から生ずる利益の全額を毎日分配
販売会社楽天証券株式会社
委託会社楽天投信投資顧問株式会社
受託会社みずほ信託銀行株式会社

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