投資信託

フィデリティ投信、アクティブ・ラップファンドを設定

フィデリティの旗艦戦略を組み合わせたマルチアセット・ファンドを投資家のゴールに応じて提供

フィデリティ投信株式会社は、「フィデリティ・アクティブ・ラップファンド」を2025年10月7日に設定した。同ファンドは、フィデリティ投信の旗艦戦略を通じて、様々な国・地域、投資対象資産に分散投資するアクテ
ィブ・ラップファンド。

フィデリティ投信によると、昨今のインフレによる資産価値目減り潜在リスクへの対応、新 NISA や確定拠出年金制度等を通じてのさらなる資産形成ニーズを受け、株式等の成長性資産と債券等の安定性資産の組み合わせによるポートフォリオ運用への関心が高まりつつある。

フィデリティ投信は、米国フィデリティ・インベスメンツの徹底した企業調査(ボトム・アップ・アプローチ)による銘柄選定を通じて優れた運用実績を持つアクティブ・ファンドを日本の投資家に提供し、支持されてきた。

→「ボトムアップ・アプローチとは?」(投信まるごとQ&A)

「フィデリティ・アクティブ・ラップファンド」は、そうした優れたアクティブ・ファンドを組み合わせ、適切なアセット・アロケーションを提案することで、インデックス・ファンドに投資する従来のラップファンドを超えたアルファの創出をめざす。

投資家の個々のゴールに応じて提供する3つのコース

具体的には、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド」「フィデリティ・世界割安成長株投信(愛称:テンバガー・ハンター)」「フィデリティ・新興国中小型成長株投信」「フィデリティ・US ハイ・イールド・ファンド」等を組み合わせたマルチアセット・ファンドを、投資家が個々のゴールに応じて、適切なアセット・アロケーションを選択できるよう 3 種類のコース「スタンダード」「グロース」「アグレッシブ」を提供する。

スタンダードは、成長性資産、株式への資産配分比率は約 25%、最もリスク水準を抑えたコース、グロース
は、株式への資産配分比率が約 55%と中程度のリスク水準、アグレッシブは、株式への資産配分が約 80%
で最も高いリスク水準で組成する。また各コース別の資産配分比率が維持されるよう月次でリバランス、
年次で配分見直しを行い、全コースともインデックス・ファンドで構成されたポートフォリオに比べて高いリ
ターンの創出をめざす。

フィデリティ・アクティブ・ラップファンド

※上記は参考ファンド等に基づくシミュレーション結果で、実際のファンドの実績ではなく、また、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではない。

「フィデリティ・アクティブ・ラップファンド」の設定に際し、フィデリティ投信代表取締役社長のコルビー・ペンゾーン氏は次のようにコメントしている。

「徹底した企業調査(ボトム・アップ・アプローチ)を通じて優良企業に厳選投資する、フィデリティを代表するアクティブ戦略を組み合わせたアクティブ型ラップファンドを、このたび日本で設定する運びとなりまし
たことを喜ばしく思います。世界経済の不確実性が高まる今、特にアセット・アロケーションに迷いを持つ投
資家の方に、各々のゴールに応じたポートフォリオ運用を提供します。本ファンドが新 NISA の導入ととも
に長期投資が根付きつつある日本の投資家の方々の資産形成のお役に立てることを願っています。」フィデリティ投信は、今後もさまざまな投資ニーズに応えられる優れた運用商品を提供し、日本の投資家の皆様の資産形成をサポートしてまいります。

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