投資信託

野村證券、プライベートアセットを投資対象とする野村SMA専用の投信の取扱いを開始

個人投資家向け投資一任サービスで国内初

野村證券は、個人投資家向けとして国内で初めて、投資一任サービスで、プライベートアセットを主たる投資対象とする国内籍公募投資信託の取扱いを2025年12月1日より開始する。

野村證券では、主なプライベートアセットをいち早くラインナップとして揃え、顧客の資産ポートフォリオ強化のツールとして提供してきた。本件もその取組みの一環となる。

本投資信託「野村マッコーリー・プライベート・インフラ・ファンド(野村 SMA・EW 向け)」は、野村ア
セットマネジメント株式会社
が運用を行い、先進国を中心とした世界各国の非上場インフラ企業の株式等を実質的な主要投資対象とする。野村證券によると、非上場のインフラ企業の株式は、上場株式と異なり換金性に制限がある一方で、相対的に安定したパフォーマンスと他資産との分散効果が見込まれる。この投資信託の設定により、個人の顧客へプライベート投資の提供範囲を広げ、ポートフォリオの多様化と長期的な資産形成の支援を強化する。

なお、野村 SMA(エグゼクティブ・ラップ)は顧客の意向をもとに、顧客にかわって、資産運用を行う投資一任サービス。資産配分や投資信託の選定については、野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング株式会社が中心となって行っている。

野村證券は次のように述べている。

野村グループはこれまでも、「パブリックに加え、プライベート領域の拡大・強化」の戦略にもとづき、商
品・サービスにおけるプライベートアセットへの投資機会を拡大してきました。今後もグループ経営の基
礎となるパーパス「金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する」のもと、資産運用
立国の実現に向けて、さらなる取組みを進めていきます。

野村證券のその他のニュース

Related Articles

Back to top button