
楽天証券株式会社は、第9回「楽天証券ファンドアワード」を開催する。同アワード開催にあたり、2025年11月4日(火)に、楽天証券が選出したノミネートファンド35本を発表した。今後、ノミネートファンドの中から、顧客の投票をもって、同年12月上旬に「最優秀ファンド」を決定する予定。
→投票サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/special/fundaward/
「楽天証券ファンドアワード」は、投資信託を実際に購入する顧客の評価を反映するアワードとして、2016年より楽天証券主催で開催している。楽天証券が取り扱う2,600本超(2025年10月末時点)の投資信託を定量評価し、選出されたノミネートファンドの中から、楽天証券の顧客の投票を経て、各部門の「最優秀ファンド」を決定する。
第9回「楽天証券ファンドアワード」では、新しいNISA制度の開始に伴う投資信託への関心の高まりや、顧客の資産運用を取り巻く環境の変化などを踏まえ、これまでの選定基準および部門を刷新した。「好実績を上げた点」と「お客様から注目された点」という、異なる視点から優れたファンドを選出するべく、リスク・リターンなどパフォーマンス実績を評価する「パフォーマンス」カテゴリと、顧客の積立・購入など人気実績を評価する「人気ファンド」カテゴリを設定した。
「パフォーマンス」カテゴリでは、以下の4部門を設けている。
- ハイリターン部門
高いリターンをあげていたファンド - ローリスク部門
標準偏差(運用成果のばらつきの程度やリスクなど)を抑え、かつ、高い投資効率をあげていたファンド - 長期優良ファンド(国内)部門
10年以上の長期にわたり楽天証券独自の定量評価ファンド指標「楽天証券ファンドスコア」が良好、かつ、高リターンをあげていたファンド(国内) - 長期優良ファンド(海外)部門
10年以上の長期にわたり楽天証券独自の定量評価ファンド指標「楽天証券ファンドスコア」が良好、かつ、高リターンをあげていたファンド(海外)
「人気ファンド」カテゴリでは、以下の3部門を設けている。
- NISA積立部門
NISA口座で積立設定をしている顧客数が多かったファンド - ライジングスター部門
2024年10月から2025年9月末に購入した顧客数が、昨年の同期間と比較した際に、伸び率が大きかったファンド - 新ファンド部門
直近一年間において、楽天証券で取扱いを開始したファンドのうち、購入した顧客数が多かったファンド
それぞれの部門ごとに楽天証券独自の基準(※1)で評価し、計7部門35本(各5本)の「ノミネートファンド」を選出した。今後、顧客の投票をもって、同年12月上旬に部門ごとに「最優秀ファンド」を決定する。投票する顧客に、ノミネートされたファンドの概要や魅力をより理解してもらえるよう、投票サイトに各「ノミネートファンド」の運用会社によるコメントを掲載している。
また、2025年11月4日(火)から2026年1月30日(金)までに「ノミネートファンド」を購入した顧客を対象に、抽選で最大10万円が当たるキャンペーンを開催中。
楽天証券は、多様化するお客様の資産づくりに対する目的やニーズにあった商品を探せるサービスとして、簡単な質問に答えるだけで自分に適した投資コース(投資信託)を提案してくれるロボアドバイザー「らくらく投資」や「ウェルスナビ×R」、現在の投資信託積立設定情報から追加で積み立てるのに適した商品を提案する「かんたん積立診断」、細かい条件で投資信託を絞り込める「投信スーパーサーチ」などを提供している。同社では、実績と人気、両面で評価をおこなう「楽天証券ファンドアワード」は、3年目を迎える新NISA制度で、より効率的な資産づくりをおこなう投資信託を選ぶ際の新たな視点として活用してもらえるものと期待している。
楽天証券は次のように述べている。
楽天証券は、「資産づくりの伴走者」として、お客様のFinancial Well-Beingを最大化するべく、幅広いお客様のニーズや視点に即した質の高い商品・サービスの提供を通じて、お客様の投資活動・資産づくりに貢献してまいります。
「楽天証券ファンドアワード」とは
個人の資産づくりを支援することを目的に、投資信託において各部門1本の「最優秀ファンド」を決定するもので、楽天証券主催で2016年より開催している。楽天証券の独自の基準により各部門の「ノミネートファンド」を選出した後、楽天証券の顧客の投票により「最優秀ファンド」を決定する。そのため、各部門でパフォーマンスが優れ、かつ、個人からも選ばれている投資信託が選出されることが特徴。
第9回「楽天証券ファンドアワード」概要
- 投票資格:楽天証券の口座を保有する顧客(要楽天ID、投票は1人1回)
- 投票期間:2025年11月4日(火)~同年12月3日(水)
- 投票サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/special/fundaward/
「ノミネートファンド」35本
【カテゴリ】パフォーマンス
ハイリターン部門
| ファンド名 | 運用会社 |
|---|---|
| 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) | 野村アセットマネジメント |
| Tracers S&P500ゴールドプラス | アモーヴァ・アセットマネジメント |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 大和アセットマネジメント |
| グローバル・メタバース株式ファンド | アモーヴァ・アセットマネジメント |
| デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド | アモーヴァ・アセットマネジメント |
ローリスク部門
| ファンド名 | 運用会社 |
|---|---|
| グローバル変動金利債券ファンド 円ヘッジありコース | SOMPOアセットマネジメント |
| Oneニッポン債券オープン | アセットマネジメントOne |
| マイ・ウェイ・ジャパン | 三井住友DSアセットマネジメント |
| グローバル・ダイナミックヘッジα | アモーヴァ・アセットマネジメント |
| 東京海上セレクション・物価連動国債 | 東京海上アセットマネジメント |
長期優良ファンド(国内)部門
| ファンド名 | 運用会社 |
|---|---|
| 情報エレクトロニクスファンド | 野村アセットマネジメント |
| 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン | 東京海上アセットマネジメント |
| 小型ブルーチップオープン | 野村アセットマネジメント |
| ファンド「メガ・テック」 | アセットマネジメントOne |
| フィデリティ・テクノロジー厳選株式ファンド | フィデリティ投信 |
長期優良ファンド(海外)部門
| ファンド名 | 運用会社 |
|---|---|
| netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし) | ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント |
| 三菱UFJ NASDAQオープン Bコース | 三菱UFJアセットマネジメント |
| 米国NASDAQオープンBコース | 野村アセットマネジメント |
| 米国成長株式ファンド | 三井住友トラスト・アセットマネジメント |
| アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし) | アライアンス・バーンスタイン |
【カテゴリ】人気ファンド
NISA積立部門
| ファンド名 | 運用会社 |
|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJアセットマネジメント |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJアセットマネジメント |
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 |
| 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 |
| 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 |
ライジングスター部門
| ファンド名 | 運用会社 |
|---|---|
| WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型 / 資産成長型)(※2) | 朝日ライフ アセットマネジメント |
| eMAXIS Neo AIテクノロジー | 三菱UFJアセットマネジメント |
| インデックスファンドDAX(ドイツ株式) | アモーヴァ・アセットマネジメント |
| ストラテジック・バリュー・オープン | 野村アセットマネジメント |
| SMT グローバルサウス株式インデックス・オープン | 三井住友トラスト・アセットマネジメント |
新ファンド部門
| ファンド名 | 運用会社 |
|---|---|
| 楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型) | 楽天投信投資顧問 |
| 楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型) | 楽天投信投資顧問 |
| Tracers NASDAQ100ゴールドプラス | アモーヴァ・アセットマネジメント |
| 楽天・米国成長株式・プレミアム・インカム・ファンド(毎月決算型) | 楽天投信投資顧問 |
| iFreePlus 世界トレンド・テクノロジー株(Zテック20) | 大和アセットマネジメント |
※1:選定基準および除外基準などの詳細は「楽天証券ファンドアワード」のサイトで確認できる
※2:WCM世界成長株厳選ファンドは予想分配金提示型、資産成長型それぞれが上位に入ったため、あわせて1ファンドとしてノミネート








