三井住友DSアセットマネジメント、アクティブ運用型ETF「SMDAM Active ETF 日本グロース株式」設定

三井住友 DS アセットマネジメント株式会社は、2025年3月27日に「SMDAM Active ETF 日本グロース株式」を同社のアクティブ運用型ETF第二弾として新規に設定し、同年3月28日に東京証券取引所へ上場すると発表した。
証券コード | 銘柄名 | 信託報酬率 |
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349A | SMDAM Active ETF 日本グロース株式 | 年0.583%(税抜0.53%) |
「SMDAM Active ETF 日本グロース株式」は、主として日本の取引所に上場している株式に投資し、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行う。中長期にわたり、持続的に利益成長が可能でかつその確度が高いと評価する企業に投資し、TOPIX(東証株価指数、配当込み)を上回る投資成果を目指す。同社によると、このファンドの運用チームは、1999年からグロース株投資のノウハウを蓄積し、主に機関投資家向けに提供している類似ファンドにおいて、設定来でTOPIX(配当込み)を大きく上回る投資成果を獲得している。
→「アクティブ運用型ETFとは?」(投信まるごとQ&A)
三井住友DSアセットマネジメントによると、2023年に東京証券取引所が資本コストや株価を意識した経営を企業に要請し、企業の資本効率改善が進むとの期待から主として海外投資家からの資金流入が進んだ。その結果、国内株式市場は大きく上昇し、2024年7月に主要な株価指数(日経平均株価・東証株価指数)が史上最高値を更新するに至った。一方で、2024年1月から始まった新NISAでは、海外株式で運用する投資信託への資金流入が目立ち、国内株式で運用する投資信託への注目は限定的だった。
同社では、こうした背景には、グローバルに高い競争力を持ち活躍する日本企業の株価は、良好な投資成果を示しているにもかかわらず、十分に投資家の皆さまに認知されていないことがあると考えている。このファンドを通じて、そうした日本企業の魅力を投資家に伝えられるよう、持続的成長の潜在力を持つ銘柄を早期に発掘・投資し、中長期的に市場を上回る運用成果の獲得を目指す。
同社は次のように述べている。
当社は今後も一層の商品開発力と運用力の向上を図り、ETFへの取り組みを強化する方針です。当社の強みであるアクティブ運用力を生かした商品を中心にラインナップの拡充を行い、個人投資家および機関投資家の皆さまの資産形成に貢献してまいります。